セッション詳細

【都道府県看護協会公募企画4:埼玉県】介護・福祉関係施設・在宅等領域看護職の生涯学習支援と今後の課題
看護師職能Ⅱ委員会の研修企画

2025年9月13日(土) 9:30 〜 10:30
第5会場
座長:各務 初恵(埼玉県看護協会常務理事)
企画代表者:各務 初恵(埼玉県看護協会常務理事)
講師:林 晴美(介護老人保健施設平成の森看護・介護部長)
   アリヤ 聖子(特別養護老人ホームあったかの家統括)
   市原 かつ江(福祉医療センター太陽の園看護部長)
【背景】
2021年、A県の看護師職能Ⅱ委員会(職能Ⅱ)は発足10年を迎え、今後の活動のあり方を模索していた。県内の老人介護保健施設(老健)における人材育成に関する実態調査結果を受け、特別養護老人ホーム(特養)の看護師の資格を持つ施設長と看護職を対象とした人材育成や研修ニーズに関する実態調査を行った。その結果、教育の機会が乏しい現状の中、看護実践に加え生活を支える看護を学びたいと意欲が高いことが分かった。
A県老健協会との共催研修は2017年より開催しているが、開催することが目的となりつつあった。そこで、検討を重ね、介護・福祉関係施設・在宅等領域の看護職に求める役割を軸とした研修を企画した。
 2018年より開始した看護師職能Ⅰ委員会(職能Ⅰ)との合同会議のテーマである相互理解は、コロナ禍をきっかけとして急速に深まった。職能Ⅰ.Ⅱにおける看看連携の実際を通し、地域包括ケアを支える看護の役割へと繋げている。
これらを踏まえ看護職の魅力発信や人材育成を目的に、生涯学習支援を以下の3つの柱で企画している。①介護・福祉・在宅の現場で働く看護職のシリーズ研修「いまさら聞けない生活の中での看護」②A県老健協会との「看護職の役割期待」を主軸とした共催研修③職能Ⅰとの連携強化。
【目的】
介護・福祉関係施設・在宅等領域看護職における生涯学習支援の意義及び今後の課題について検討する。
【企画内容の要約】
1.A県、看護師職能Ⅱ委員会の取り組みの経緯
2.介護・福祉・在宅の現場で働く看護職対象のシリーズ研修「いまさら聞けない生活の中での看護」
3.介護老人保健施設協会との共催研修「看護職の役割期待」
4.特別養護老人ホームにおける看取りの看看連携
【ディスカッションの論点】
研修企画と今後の課題等について意見交換を行う。
【ディスカッションの形式】
話題提供者による実践例の発表後、参加者との意見交換による全体討議