セッション詳細

【一般公募企画9】諦めていませんか?看護現場の課題を看護師目線で解決!
藤田医科大学病院看護部の取り組み事例を紹介します

2025年9月13日(土) 16:20 〜 17:20
第5会場
座長:眞野 惠子(藤田医科大学病院統括本部統括看護部長)
企画代表者:渡邉 亜紀子(藤田医科大学産官学連携推進センター准教授)
講師:足木 真弓(藤田医科大学病院看護長)
   中間 友子(藤田医科大学病院看護長)
   藤田 千恵美(藤田医科大学病院看護主任)
看護師は、患者さん一人ひとりの状態に応じた看護を、その場で迅速に判断し実践します。その中で、看護師は従来使用しているケア用品を工夫して活用し、独自の知恵や発想を活かして対応する場面が多いのではないでしょうか。「もっとこうなったら便利だな」「こうすればより効率的だな」と感じた経験がある方も少なくないと思います。
 私たち藤田医科大学病院 看護部は、そうした困りごとを発表する機会を得ました。企業の協力を得ながらモノづくりを通じて課題解決に取り組む中で、具体的な解決策を形にすることができました。本企画では、これまでの取り組みから3つの事例を紹介します。これらの事例が形になるまでの道のりは、決して容易ではありませんでした。企業との面談を何度も重ね、私たちの思いを丁寧に伝えることで、企業の方々に理解・共感していただき、このように紹介できる段階に至りました。この過程を通じて、看護職が日常感じる課題を積極的に発信し、より良いケア用品と病床環境、労働環境を整えていくことの重要性を改めて実感しました。
 本企画が、同じような課題に直面している看護職の皆さまにとって、新たな一歩を踏み出すきっかけとなれば幸いです。私たちの経験が、今後の看護ケア向上に少しでも貢献できることを願っています。