講演情報

[O04-07]コロナ禍におけるWebGISを活用した高校地理のオンライン授業実践報告★招待講演

*柴田 祥彦1 (1.東京都立国分寺高等学校)

キーワード:

地理、WebGIS、オンライン授業

2020年4月、コロナ禍に伴う緊急事態宣言により全国の学校は突如としてオンライン授業の実施が求められた。

しかし当時の公立学校のICT環境は極めて脆弱かつセキュリティーが過剰に厳しく、学校ではほぼ何もできないという状態であった。ところが自宅勤務制度というゆとりある時間の中で、多くの地理教員が地理院地図やGoogle Earth、GSMaPといったWebGISを実際に操作し、その有効性を実感することができた。

そのためそれらを活用して自宅から地理のオンライン授業を実施する教員も出現し、その効果や課題、そしてそのノウハウは、当時爆発的に普及したオンライン会議を通じて、普段研修会に参加できない島嶼部に勤務する先生方や産休・育休中の先生方にも共有されていったのである。

また、デジタル教材がコピーや拡散が容易であることに気づかされ、2022年の地理総合の必修化時に専門外の先生方に有益な地理の情報を届けるための、地理教材共有化プロジェクトを立ち上げることができた。

本時では、オンライン授業の功罪や、地理教材共有化プロジェクトについて報告すると共に、GIGAスクール時代の地理教育を語る。