講演情報

[P39]膜結合型メタン酸化酵素の親水性部位限定加水分解が酵素活性に及ぼす影響

○宮地 輝光1 (1. 東京科学大学)

キーワード:

biocatalyst、methane conversion、catalytic site

メタンをメタノールに変換するメタン酸化酵素(pMMO)は、メタン資化性菌の細胞膜に内在する。そのタンパク質構造は親水性の膜露出部と疎水性の膜結合部とに大別され、酵素活性への関与が予想される銅イオンがいずれの部位にも結合している。本研究では、pMMOの親水性部位をトリプシンで限定的に加水分解し、酵素活性への影響を調べた。その結果、加水分解によりpMMOの触媒活性と安定性が低下することがわかった。