講演情報

[19p-A306-13]PVA-Iゲルと光CTを用いた三次元陽子線線量分布評価技術

〇桃北 啓佑1、寺川 貴樹1、帆足 莉子1、チョウ リョウ1、佐竹 大樹1、鈴木 壮太郎1、辻元 宏太1、宮田 健吾1 (1.東北大CYRIC)

キーワード:

ゲル線量計,陽子線治療

粒子線治療の高精度化により線量分布は複雑化しており、治療前の品質保証/管理(QA/QC)のために、ゲル線量計による三次元(3D)線量分布評価が注目されている。
本研究では放射線感受性色素ゲルの一種であるPVA-Iゲルに着目し、3D線量計測用に独自開発した光CTシステムを用いて、陽子線へのゲル線量計の応用で問題となるLETや線量率などの各種依存性を定量補正し、臨床応用の実現に向けた陽子線3D線量分布の評価手法の確立を目的とする。