講演情報
[19p-P02-5]円筒面ガラスチャネルによりガイドされたAr8+イオンビームの位置と形状の時間発展
〇關 誠晃1、風祭 佑弥1、小山 颯一郎2、湯浅 茉璃2、本橋 健次1,2 (1.東洋大院理工、2.東洋大理工)
キーワード:
多価イオン,イオンビームガイド
二枚のガラス円筒面を対向したガラス円筒面チャネルにAr8+を入射したときの出射イオンの位置と形状の時間発展を調べた。その際、内部の形状の異なる凹凸チャネルと両凸チャネルを用い、絶縁体表面の形状の違いの影響を比較した。その結果、凹凸でも両凸でも、時間経過に伴って徐々に出射イオンの偏向角の増加が見られた。さらに、凸凸チャネルにおいては前回のAr6+と比較して2倍程度の大きな偏向角が観測された。