講演情報

[19p-P04-3]光合成有効放射を透過する半透明有機薄膜太陽電池の評価

〇江口 兼生1、江頭 雅之1、斎藤 慎彦2、尾坂 格2、渡邊 康之1 (1.公立諏訪東京理科大学、2.広大先進理工)

キーワード:

有機薄膜太陽電池,高配向高分子材料,光利用効率(LUE)

半透明有機薄膜太陽電池(ST-OPV)は,変換効率に加えて光透過率(AVT)の向上が検討されている次世代太陽電池の1つである.ST-OPVの応用展開の1つとして,農業ハウスが考えられている.農業ハウスに導入されるST-OPVは,植物の光合成に必要な光合成有効放射(PAR)のAVTを含めて評価される必要がある.本研究では,ST-OPVの高効率化を図る事で農業ハウスへの用途拡大を目指しており,ST-OPVがPARを有効活用できているかを評価した結果について報告する.