講演情報
[20a-A303-2]高次コスト関数に対するシミュレーテッド分岐アルゴリズム
〇金尾 太郎1、後藤 隼人1 (1.東芝研究開発センター)
キーワード:
組合せ最適化問題,イジングマシン,高次コスト関数
組合せ最適化問題を解くためのイジングマシンとして、シミュレーテッド分岐アルゴリズム(SB)を含む様々なアルゴリズムがデジタル計算機により実装されている。本研究では、これまで2次コスト関数を対象としてきたSBを、高次コスト関数に拡張した。3次の問題を解くことにより、高次SBが2次SBより高性能であるだけでなく、3次に直接適用したシミュレーテッドアニーリングに比べても高性能であることを見出した。