講演情報

[20a-A310-3]ハイマツ試料中放射性炭素濃度の年変動に関する研究V

〇武山 美麗1,2、森谷 透1,2、櫻井 敬久2、宮原 ひろ子3、門叶 冬樹1,2 (1.山形大AMSセンター、2.山形大理、3.武蔵美)

キーワード:

加速器質量分析,放射性炭素

古木年輪の14C濃度を高精度に測定することで、過去の太陽活動や宇宙線増加現象が調べられてきた。大気圏核実験で増加した14C濃度は実験前の濃度に戻りつつあるため、現生の単年植物中の14C濃度を高精度に分析することで太陽活動や宇宙線増加現象による生態系中の14C濃度依存性の実時間での測定が期待される。本講演では、山形大学高感度加速器質量分析装置を用いたハイマツ試料中14C濃度の年変動について報告する。