講演情報

[20a-C401-7]生体応用を志向した赤外線温度測定の高精度化

〇阪口 萌生1、藤村 紀文1、吉村 武1 (1.阪公大院工)

キーワード:

赤外線センサ,温度測定,生体応用

赤外線による体温測定として額温度を測定する場合が多いが、測定値は体温よりも低くなりやすく正確に発熱の有無を確認できない。その理由として外気温や発汗による体表面温度の変化が挙げられるが、体温測定で必要な0.1 ℃程度以下の精度を赤外線温度測定で達成できるのかという点も十分に議論されていない。そこで生体応用を志向して水を測定対象とし、空気の対流や湿度などの外部環境が赤外線温度測定の精度に与える影響を調べた。