講演情報
[20a-C601-2]伝導帯下端を組成制御したCu(In,Ga)Se2にC3N4を表面修飾した光電極がCO2還元に与える影響
〇岡田 一真1、植田 かな1、杉山 睦1,2 (1.東理大 創域理工、2.東理大 総研)
キーワード:
Cu(In,Ga)Se2,CO2還元,窒化炭素
脱炭素社会に向けて、Cu(In,Ga)Se2 (CIGS)にC3N4を表面修飾した光電極を用いてCO2還元の検討を行った。C3N4はCO2還元に十分なCBMを有し、化学的安定性から光触媒材料として期待される。CBMを制御したCIGSを用いることでC3N4とのCBM不連続の影響が低減され、光電流増加へ繋がると推測される。本研究では、C3N4/CIGS構造の光電極がCO2還元に与える影響を検討した。