講演情報
[20a-D901-4]アミンやアンモニウム塩で構成される味覚センサ正荷電脂質膜の電気特性
〇渡邊 健太郎1、渡辺 竜吉1、木村 俊輔2、池崎 秀和3、都甲 潔2 (1.九大シス情、2.九大五感応用デバイス研究開発センター、3.インテリジェントセンサテクノロジー)
キーワード:
味覚センサ
現在、食品の味を数値化する手法に脂質高分子膜を用いた味覚センサが利活用されている。その際,野菜等に含まれる無味のNO3−イオン等のアニオン種への応答の抑制が重要であるが、これを実現するための体系的な電気化学的な研究はなされていなかった。そこで本研究では酸解離定数や疎水性が異なる、種々の正荷電センサ膜を作製し、異なるアニオンを含む溶液における膜の電位変化特性を調査した。