講演情報
[20a-D901-6][講演奨励賞受賞記念講演] SATORI法による臨床現場即時検査の実現に向けて
〇飯田 龍也1、安藤 潤1、篠田 肇1、渡邉 力也1 (1.理研 開拓研究本部)
キーワード:
CRISPR-Cas,1分子デジタルバイオ分析,新型コロナウイルス
新型コロナウイルスのパンデミックを経験し、迅速かつ高感度な次世代の感染症診断法の開発が望まれている。我々は、CRISPR-Cas13aのRNA検出技術と1分子デジタル計測技術を融合し、迅速性と感度を両立しながら非増幅でRNAを検出するSATORI法及びその関連装置を開発してきた。講演では、SATORI法によるウイルス感染症の臨床現場即時検査の実現に向けた開発状況と、臨床応用の展望について紹介する。