講演情報

[20a-D902-4]分子動力学シミュレーションによる高秩序・高配向性を有するトリプチセン薄膜の形成機構解明

〇(M2)新田 海統1、庄子 良晃2、福島 孝典2、渡辺 豪1,3,4 (1.北里大院理、2.東工大科創研、3.北里大未来工、4.神奈川県産総研)

キーワード:

有機材料,分子動力学シミュレーション,トリプチセン

有機エレクトロニクスの分野で用いられる有機材料にはフレキシビリティーのあるものが多く、モノドメインで高秩序な薄膜を作成することが大きな課題となっている。そこで、高秩序で完全配向性を有した薄膜を形成できるトリプチセン誘導体を対象に分子動力学シミュレーションを行い、その分子構造の違いが集合体構造形成に与える影響や薄膜形成機構に関するミクロスコピックな観点からの知見の獲得を目指した。