講演情報
[20a-P02-18]固体電解質Na3OBrの硫黄イオン導入量による合成精度とイオン伝導性の向上
〇大崎 祐揮1、石 維1、村山 真理子1,2、趙 新為1 (1.東理大理、2.東洋大工業技術研)
キーワード:
固体電解質,全固体電池,ナトリウムイオン電池
全固体ナトリウムイオン電池の実用化に向けた高イオン伝導性固体電解質の開発が求められている。当研究室ではアンチペロブスカイト固体電解質Na3OBrの開発にあたり、酸素イオンの一部を硫黄イオンに置換することで歪を導入し、イオン伝導性を向上した。本発表では、硫黄イオン導入はイオン伝導性向上だけでなく、前駆体残量の低減などの合成精度の向上も示されたことについて、インピーダンス測定を含めた解析結果を説明する。