講演情報

[20a-P03-18]SPT法により作製したc軸配向CaKFe4As4バルクの臨界電流特性

〇石田 茂之1、神谷 良久2、土屋 佳則1、スガリ パバン・クマー・ナイク1、馬渡 康徳1、伊豫 彰1、吉田 良行1、永崎 洋1、川島 健司2、荻野 拓1 (1.産総研、2.イムラ・ジャパン)

キーワード:

鉄系超伝導体CaKFe4As4,c軸配向超伝導バルク,臨界電流特性

鉄系超伝導体は高磁場応用のポテンシャルを有しており、我々は1144系材料のCaKFe4As4を用いたバルク開発を行っている。今回、放電プラズマ焼結(Spark Plasma Sintering, SPS)法と熱間加工法を組み合わせたSpark Plasma Texturing(SPT)法を用いて、c軸配向したCaKFe4As4バルクの作製に成功した。作製したバルクの臨界電流特性を報告すると共に、微細組織観察および化学組成分析結果と比較し、特性決定因子について議論する。