講演情報
[20p-A305-6]中赤外光音響分光法によるスペクトルイメージング
-脳腫瘍バイオマーカー検出の試み-
〇田中 望実1、松浦 祐司1,2、木野 彩子1,2 (1.東北大院工、2.東北大院医工)
キーワード:
光音響分光法,生体イメージング,脳腫瘍
中赤外領域では生体成分の強い吸収により,多くの情報が得られる.我々のグループではこの領域でPZTトランスデューサを用いた光音響分光法(PZT-PAS)を行うことで,非侵襲かつ小型なイメージング装置の開発を目指している.今回は,脳腫瘍の一種であるグリオーマ(神経膠腫)のバイオマーカーである2-Hydroxyglutarate (2HG) の検出を試みた.