講演情報

[20p-A308-19]ゼルニケ型位相差顕微鏡における位相回復アルゴリズム

〇(M2)藏田 力丸1、戸田 圭一郎2、石金 元気2、成瀬 誠1、井手口 拓郎2、堀﨑 遼一1 (1.東大情理、2.東大理)

キーワード:

位相差顕微鏡,位相回復,定量位相イメージング

ゼルニケ型位相差顕微鏡 (ZPM)は,簡易な光学系による透明試料の非染色可視化が可能なことから,医学,生理学分野で広く利用されている.しかしZPMは定量性を有さずその応用範囲が制限されていた.定量位相イメージングとしてはデジタルホログラフィ等が知られているが,ZPMのような普及に至っていない.本研究では,無改造ZPMによる1枚の撮影画像を用いた定量的位相回復アルゴリズムを提案し,その評価を行った.