[20p-A308-1~20] CS.2 3.2 情報フォトニクス・画像工学、4.4 Information Photonicsのコードシェアセッション

13:15 〜 13:30

[20p-A308-2] 気体励起型体積的ディスプレイの描画範囲とボクセルの発光特性の評価

〇森 建基¹、早崎 芳夫¹ (1.宇都宮大オプティクス)

キーワード：

3Dディスプレイ

体積的ディスプレイは，物理空間に3次元的に画素（ボクセル）を生成することで，人が直接的に観察できる体積的映像を呈示する．気体に集光照射したパルスレーザーで励起し，その発光をボクセルとする, 気体励起型体積的ディスプレイが提案された．これは，ユーザーと映像とのシームレスな関係を利用したタッチインタラクション や，可視領域を網羅するプラズマの発光色を選択的に抽出することでボクセルの着色を達成した．
本研究では, 体積的ディスプレイにおいて，光学系を再構築して，セントメートルオーダーの映像サイズを実現した時の,その映像描画範囲とボクセルの発光特性を評価する. 空気中へのフェムト秒レーザーの集光照射によりに生成される発光について, 集光位置を変化させながらその光強度や発光サイズについて評価した