講演情報

[20p-A601-6]水・エタノール混合液濃度がマイクロバブル周辺の流速に与える影響

〇加藤 瑞樹1、名村 京子1、鈴木 基史1 (1.京大院・工)

キーワード:

マイクロバブル,水・エタノール混合液,マランゴニ力

本研究では水・エタノール混合液濃度が,局所加熱によって生成するマイクロバブルの挙動および周辺対流に与える影響について調べた.混合液を脱気していないにも関わらず,エタノール濃度が 1-50 wt%付近で安定して水蒸気バブルが生成されることが分かった.さらに,バブル周辺に生成する対流の速さを測定した結果,エタノール濃度が 5 wt%のときに流速が最大となり,脱気水を使用した場合に比べて 6-9 倍となることが分かった.