講演情報

[20p-B205-5]ナノ秒パルスレーザーを照射したチタン表面のナノドット構造形成

〇關 一樹1、岡崎 未来瑠2、坂上 仁志3,4、山口 滋1、橋田 昌樹3 (1.東海大院理、2.東海大院工、3.東海大総科研、4.核融合科学研)

キーワード:

チタン,ナノドット構造,ナノ秒レーザー

本研究では、大気におけるチタン表面にナノ秒レーザーを照射しその表面形態を調べた。特に融解閾値(0.3J/cm2)以下のフルエンス及び、以上についてFE-SEM観察を行った。融解閾値以下のフルエンス(0.11J/cm2、0.22J/cm2)では、約100nmの大きさのドット構造が形成された。本研究の成果は、微細ドット構造を形成するこれまでにない新しいレーザーフルエンス領域であるため、材料表面に機能性を付与する応用を開拓するものと期待される。