講演情報
[20p-C401-1]ステップインデックス(SI)型ポリイミド光ファイバの試作
〇森 智衆1、伊佐早 祐大1、辻 祐樹1、林 翔平1、禹 泰圭1、板谷 太郎2、前田 讓治1、天野 建2 (1.東理大 創域理工、2.産総研)
キーワード:
ポリイミド,光導波路,ポリマー
情報通信システムの高度化が進展し、システムの更なる大容量化と省電力化が推進されている。更なる高度化を実現するため、電子・光部品を高度に実装するコパッケージ(CPO: Co-Packaged Optics)技術の研究が推進されている。光実装の高度化では、各種光部品と光導波路の高効率かつ簡易な光結合が強く求められている。光導波路に関しては、無機材料だけでなく、柔軟性に優れた有機材料も広く研究されている。ポリイミドは、熱安定性や機械的強度に優れており、光導波路としての研究開発が広く行われている。これまで我々は、耐熱性と柔軟性を両立した6,6-ポリイミドを用いた研究開発を行ってきた。今回我々は、ポリイミドの成型紡糸を2回行い、ステップインデックス(SI)型ポリイミドファイバの試作をしたので報告する。