講演情報

[20p-D902-12]CeO2ナノ粒子自己組織化膜を利用したナノキャビティ構造によるプラズモン共鳴波長制御

〇小副川 智哉1、梶野 祐人1、横 哲2、成 基明2、苫居 高明2、阿尻 雅文2、玉田 薫1,2 (1.九大先導研、2.東北大)

キーワード:

金属-絶縁体-金属構造,モードカップリング,局在表面プラズモン共鳴

金属ナノ構造を用いた局在表面プラズモン共鳴は、幅広い分野での応用が期待されている。これまでに我々は、金属蒸着膜と絶縁体ナノ粒子膜からなる新しい金属-絶縁体-金属構造を作製し、自発的な金属ナノドメイン(トップ層)と金属ミラー(ボトム層)のモードカップリングによる強いプラズモン形成に成功した。本研究では、キャビティ長およびトップのAg蒸着量による光学特性制御とその物理機構の理解を目的とした。