講演情報

[20p-P01-4]有機半導体と高密度無機物質を用いた新型放射線検出器の研究

〇深澤 永里香1、宮田 等2、宮田 恵理3、早坂 圭司2、勝亦 正明4、小野 裕明5、渡辺 みのり5、斎藤 栄輔6、清野 義敬7、梅山 晃典8、佐藤 誠8、鈴木 崇民8、田村 正明8 (1.群馬高専、2.新大自、3.足利大、4.神奈川県衛生研、5.日本歯科大、6.長野高専、7.富山高専、8.日本カーリット(株))

キーワード:

有機半導体,検出器

我々は無機半導体検出器のコスト面および大型化の困難性の解消を目的として、これまで有機材料(ポリアニリン)を用いた放射線検出器の開発を行ってきた。近年は製品化のためにポリアニリン酸化度の調整、 添加物による検出効率向上に取り組んでいる。本講演では製品化目標のβ線検出効率20%を達成した検出器について、作製方法、性能評価の結果と考察および今後の展望について述べる。