講演情報
[20p-P03-3]混晶半導体Ag1-xCuxInS2のバンドギャップの組成依存性の検討
〇(M1)加藤 昌輝1、瀬戸 貴大1、鈴木 孝一朗1、尾崎 晴香1、濱中 泰1 (1.名工大院)
キーワード:
量子ドット,ナノ粒子,薄膜
AgInS2とCuInS2ナノ粒子は低毒性の蛍光体として注目されている。両者の混晶であるAg1-xCuxInS2(ACIS)ナノ粒子の先行研究では、Cuのモル分率xを増加させたときに、xが0に近い領域でバンドギャップが急激に減少する非線形な混晶比依存性が報告されている。一方、バルクACISでは、バンドギャップの混晶比依存性は未確定である。本研究では、混晶比xを変化させたバルクACIS薄膜を作製し、バンドギャップの混晶比依存性に関して調査を行ったので報告する。