講演情報
[20p-P05-3]KOHフラックス法で作製したPr1–xCaxCoO3膜の組成とCa原料の関係
〇山本 樹輝1、舩木 修平1、山田 容士1、田橋 正浩2、吉田 隆3、一野 祐亮4 (1.島根大自然、2.中部大、3.名古屋大、4.愛工大)
キーワード:
金属絶縁体転移,KOH,PYCCO
金属–絶縁体(M–I)転移材料である(Pr1–yREy)1–xCaxCoO3 は組成比により転移の有無や転移温度が変化する。KOHフラックス法を用いて成膜を行ったが、Ca量が不十分でありM–I 転移は見られなかった。そこでCa原料種や原料比を変えて成膜を行ったところ、CaCO3に対してCa(OH)2を用いた場合に、よりCa量の多いPr1–xCaxCoO3膜が得られた。