講演情報
[20p-P07-44]高周波超音波を用いた生体組織の非侵襲3次元定量測定法の改良検討
〇田中 雄次郎1、酒井 洸児2、村井 友海1、林 勝義1 (1.NTT先デ研、2.NTT物性研)
キーワード:
3次元観察,超音波,非侵襲
生きた細胞や組織の物性を非侵襲かつ定量的に三次元で可視化できる音響インピーダンス顕微鏡が注目されている.超音波ビームの集光によりビームが深さ方向に広がるため測定深度(3 um程度)が制約されている.厚い細胞,スフェロイド,オルガノイドなど培養組織への適用に向け測定深度の改良が望まれている.本研究では,超音波ビームプロファイルを考慮した受信信号補正により厚さ7um程度の心筋細胞への適用可能性を示した.