講演情報
[20p-P07-8]マルチチャンネル式光検出器を用いた簡易分光器の試作3
〇松元 健1 (1.マツモト精密工業)
キーワード:
分光器
これまで筆者らは簡易的な測定精度で、実験者が直感的に操作でき、かつ低価格な装置の試作を報告してきた。マイコン、ソフトは日々進化しており、先の報告から新たに試作品を作製したので報告する。本試作では分光器として2048ピクセルのマルチチャンネル方式を採用した。光学マウントは、Littrow、Czerny-Turnerなどがあるが波長400~1000 nmの範囲が測定可能な簡便なものを用いた。マイコンは前回ESP32からRP2040へ、ソフトはLabVIEW community editionを利用することで改変が容易なように配慮した。