講演情報

[20p-P10-11]グルタチオンに応答する高輝度散乱/蛍光ナノ粒子プローブの開発

〇足立 将人1、杉本 泰1、藤井 稔1 (1.神戸大院工)

キーワード:

シリコンナノ粒子,蛍光イメージング,散乱イメージング

高い屈折率(n~4)をもつシリコン(Si)ナノ粒子はサイズに依存した高効率な光散乱を示す。当グループでは、Siナノ粒子表面に蛍光色素を修飾することで、暗視野散乱と蛍光を用いたデュアルモードイメージングを実証した。本材料は暗視野観察(白色光照射下)で散乱を示し、単色光励起で蛍光を示す。本研究では、散乱によるイメージングとグルタチオンにより蛍光をON/OFFする診断機能を併せ持つナノ粒子へと展開する。