講演情報

[21a-A301-4]トランズモン型量子ビットにおける分散読み出しの誤り解析

〇田渕 豊1、玉手 修平1 (1.理研)

キーワード:

量子コンピュータ,超伝導回路

誤り訂正符号の実装を見据えた超伝導量子コンピュータの研究開発が進んでいる. Noisy Intermediate-Scale Quantum 計算と異なり, 誤り訂正の実装には事前事後測定を用いた誤り抑制法を使うことが許されず, ゲート精度同様に高い測定精度が要求されている. 本講演では測定誤りの原因を解析することにより最適な素子パラメータの条件と, 素子や測定環境への雑音要求を明らかにする.