講演情報
[21a-A305-9]無機シンチレータ NaI(Tl)と CsI(Tl)の 重イオンに対する応答評価
〇清水 康行1、高橋 忠幸2,3、長澤 俊作2,3、米田 浩基4、中澤 知洋5、大熊 佳吾5、John Tomsick6、Andreas Zoglauer6、Juan Carlos Martinez Oliveros6、Hannah Gulick6、伊藤 尚樹1、幸村 孝由1 (1.東理大創域理工、2.東大カブリIPMU、3.東大理、4.University of Würzburg、5.名大理、6.UC Berkeley)
キーワード:
無機シンチレータ,SiPM,アナログ読み出しボード
我々が現在開発している、2027年打ち上げ予定のCOSI 衛星に搭載するBTO検出器は、30 keV から 2 MeV までの感度をもち、無機シンチレータをSiPMで読み出すコンパクトな装置である。放医研のHIMACを用い、SiPMを組み合わたシンチレータの、FeやCイオンに対する応答を調べ、最適なシンチレータの選定と後段の信号処理回路の設計を進めている。本講演では、重イオンに対するシンチレータの応答と、信号処理回路の最適化について述べる。