講演情報

[21a-B201-7]カーボンナノウォール上でのヒト間葉系幹細胞の多分化能制御に関する研究

〇(M2)小島 悠暉1、近藤 博基2、石川 健治2、堀 勝2、田中 宏昌2 (1.名大院工、2.名大低温プラズマセンター)

キーワード:

プラズマバイオ,カーボンナノウォール,細胞培養

ヒト間葉系幹細胞(hMSC)は骨芽細胞、脂肪細胞、神経細胞などへの多分可能を有する。近年、カーボンナノチューブなどのナノ構造基材が、細胞の形態や分化に影響を与えることが報告されている。本研究では、細胞培養足場として、基板に垂直に成長した多層グラフェンシートから構成されるカーボンナノウォール(CNWs)に注目した。CNWs上で電気刺激を重畳した培養において、骨芽細胞への分化を明らかにした。