講演情報
[21a-D902-7]レーザー光照射点移動による細菌捕捉法
〇(M2)光木 遥平1,3、飯田 琢也2,3、床波 志保1,3 (1.阪公大院工、2.阪公大院理、3.阪公大 LAC-SYS 研究所(RILACS))
キーワード:
細菌捕捉,レーザー,バイオチップ
細菌を生きたまま基板上に集積することは、細菌の代謝物評価や相互作用の分析を行う上で重要である。これまでレーザーにより生じた熱対流を利用して細菌集積してきたが集光点では細菌が熱で損傷することが課題であった。本研究では、細菌を滴下した多細孔基板にレーザー光を集光点を移動させながら照射し、細菌に加わる光誘起力と基板の特徴的な構造を利用し、熱損傷を最小限に抑えて細菌集積する方法の開発を行った。