講演情報

[21a-D902-9]神経刺激に向けた多層グラフェン薄膜の自己組立制御

〇後藤 東一郎1、手島 哲彦2、酒井 洸児1、水野 陽介1、山口 真澄1 (1.NTT物性基礎研、2.NTTリサーチ)

キーワード:

自己組立,カフ電極,神経刺激

神経線維を覆うように自己組立するカフ型電極は、電気刺激により末梢神経に関連する疾患を緩和、治療する埋込デバイスとして注目されているが、生体内で神経線維に沿って密着し続けるのは難しいという課題があった。今回、動物の神経線維への刺激に向けたパリレンと多層グラフェンで構成される薄膜の自己組立の形状制御と、それを応用した末梢神経を刺激する薄膜電極の作製について報告する。