講演情報
[21p-A202-7]ツイスト二次元ヘテロ構造におけるモアレ励起子の光科学
〇篠北 啓介1 (1.京大エネ研)
キーワード：
二次元半導体,ファンデルワールスヘテロ構造,モアレ励起子
単層遷移金属ダイカルコゲナイドは極限的な低次元性に由来する特異な物性を有しており、二次元系における基礎物理の研究舞台として理想的な物質である。さらに、複数の単層TMDCを積層した原子層ヘテロ構造において周期的な原子配列により出現するモアレ縞は、面内閉じ込めポテンシャルとして励起子の0次元的な局在化（モアレ励起子）・高配列化が可能であり、また光学選択則の変化により光学的性質が大きく変調される。
本研究では、モアレポテンシャル中での励起子状態の解明を目指して、WSe2/MoSe2ヘテロ二層の光学特性を調べた。モアレポテンシャルに束縛された励起子の0次元的な応答や、ポテンシャル中での、励起子微細構造に由来する特異な光学応答を観測した。
本研究では、モアレポテンシャル中での励起子状態の解明を目指して、WSe2/MoSe2ヘテロ二層の光学特性を調べた。モアレポテンシャルに束縛された励起子の0次元的な応答や、ポテンシャル中での、励起子微細構造に由来する特異な光学応答を観測した。