講演情報

[21p-A309-9]複数の光学活性ピークを持つカイラルメタマテリアルの設計

〇(M2)柚木 公佑1、松内 健晋1、木原 淳1、三澤 賢明2、鈴木 弘朗1、林 靖彦1、田中 拓男3,4、鶴田 健二1 (1.岡山大、2.福工大工、3.理研、4.徳島大)

キーワード:

メタマテリアル,キラル分子

アミノ酸は生命体の構成や生理機能を担う重要な物質であり,その多くは光学異性体を持つ.振動円二色性測定(VCD)で立体構造の決定が可能となるが,そのためには複雑な光学系や多量の試料が必要となり簡易な測定を妨げている.課題解決に向け本研究では,y/x偏光に応じたスペクトル変化のみでVCD応答が測定可能かつ2つの局所光学活性ピークを持つカイラルメタマテリアルの構造設計を行った.