講演情報

[21p-A311-11]組成制御した放射率可変素子 (SRD) の電気抵抗率の評価

〇佐藤 京介1、太刀川 純孝2、齋藤 智彦3、星野 遼3、遠藤 颯1、桑原 英樹1 (1.上智大理工、2.ISAS/JAXA、3.東理大先進工)

キーワード:

金属-絶縁体相転移,Mn酸化物,放射率

宇宙機は表面にラジエータを搭載し,熱ふく射により機器の温度を制御している.放射率可変素子 Smart Radiation Device (SRD) は,Perovskite型Mn酸化物の金属-絶縁体相転移を利用し,自律的に放射率が変化する.今回,SRDの放射特性の向上を図り,組成制御した結晶試料を作製し, 一般に放射率と正の相関がある電気抵抗率の温度依存性測定から,SRD の特性を評価した結果について報告する.