講演情報

[21p-A601-8]大気圧グロープラズマを用いたリグニン分解生成物の分析

〇(M2)大橋 龍一1、岩田 直幸2、加藤 大志1、西川 泰弘1、志水 元亨1、加藤 雅士1、堀 勝2、伊藤 昌文1 (1.名城大、2.名古屋大)

キーワード:

プラズマ,農業,バイオエタノール

近年、非食用の廃材などを用いたバイオエタノール生産は、持続可能な社会を実現の方法として期待されている。我々は木材からバイオエタノールを生成する際の阻害物質であるリグニンに対し、プラズマを用いた環境に優しい分解方法を試みた。更にリグニンをプラズマ処理した際に生成される反応産物に対し分析を行った。その結果プラズマによりリグニンが分解され、分解過程で反応産物の重合化が引き起こされることが推察された。