講演情報

[21p-B202-12]小型冷凍機を用いた高温超伝導体テラヘルツ波発振器によるイメージングシステムの開発

〇山内 悠希1、中川 駿吾1、山田 将太郎1、菊池 隆太1、榎本 裕樹1、前島 健太郎1、葛見 佳彦1、柴田 將史2、豊崎 次郎2、竹内 考行2、南 英俊1、柏木 隆成1 (1.筑波大学数理物質、2.富士電機株式会社)

キーワード:

超電導,テラヘルツ波,イメージング

高温超電導体Bi2212をメサ状構造に加工し、接合の積層方向に電圧を印加することで、ジョセフソン効果による単色テラヘルツ光が得られる。我々はこの素子を利用したデバイス作製を行っており、その応用先としてイメージングシステムの構築を行った。より実用的なシステム構築に向けて、撮影時間短縮を目指しデータ取得方法等を改良した。本講演では、このシステムの詳細および高速化への取り組みを報告する。