講演情報

[21p-C301-4]超伝導回路を用いた制限ボルツマンマシンの設計

〇伊東 征悟1、山梨 裕希1,2、吉川 信行1,2 (1.横国大院理工、2.横国大IAS)

キーワード:

制限ボルツマンマシン

制限ボルツマンマシン(RBM)は 人工ニューラルネットワーク の1つであり,可視層と隠れ層の2つの層からなる.可視層と隠れ層の系全体がエネルギー安定点へと確率的に遷移することで出力を得る.我々は,超伝導回路の1つである量子磁束パラメトロンを用いて RBM を設計した.そして最尤推定を用いて各QFPに供給するバイアス電流によって決まる動作点の最適化を行った.エネルギーが最小となる状態に高確率で遷移していることを確認した.