講演情報
[21p-C301-8]超伝導量子回路の古典SPICEによるシミュレーション
〇棚本 哲史1、石川 豊史2、猪股 邦宏2、増田 俊平2、大沼 民生1、川畑 史郎2 (1.帝京大理工、2.産総研)
キーワード:
超伝導量子コンピュータ,回路シミュレータ,SPICE
超伝導量子ビットは大規模量子計算に向けて、回路素子などを含めて統合的に設計する段階である。効率的に多くの量子ビットシステムを設計するには、適切な回路シミュレーターが必要である。我々は、トランズモン量子ビットの分散読み出しの領域を、汎用古典シミュレーターで記述し、実験的に検証されている量子ビットの緩和時間T1と離長、量子ビットと伝送回路の結合キャパシタンスの関係をLTSpiceを用いて検討した。