講演情報
[21p-C601-14]電圧損失の小さい非フラーレン型太陽電池においてドナーポリマーの剛直性が電荷生成に及ぼす影響
〇(M2)駿河 翔太1、三木江 翼1、佐藤 友揮2、キム ヒョンド2、大北 英生2、尾坂 格1 (1.広大院先進理工、2.京大院工)
キーワード:
有機薄膜太陽電池,半導体ポリマー,電圧損失
我々は最近、ジチエノナフトビスチアジアゾールを基調としたポリマーPTNT1-Fを開発したところ、有機薄膜太陽電池においてトレードオフである低電圧損失と高電荷生成効率を両立し得ることを報告した。本研究では、PTNT1-Fのポリマー主鎖および側鎖上のアルキル基を変更したポリマーを新たに合成し、物性や太陽電池特性を評価したところ、ポリマー主鎖の高い剛直性が、電荷生成を促進する鍵であることを見出した。