講演情報

[21p-D901-11]赤外分光法と情報科学の融合による新しい界面選択的振動分光法の開発

〇(DC)前田 翔一1、千頭 俊太1、Song Subin1、林 智広1,2 (1.東工大物質理工、2.東大物性研)

キーワード:

界面,振動分光法,情報科学

赤外分光法に情報科学を組み合わせることで、固液・固気界面の分子の結合状態を解析する手法を開発した。従来の減衰全反射赤外分光法を応用して、試料を検出領域であるプリズム表面に接近させ、界面領域の信号を増大させる操作を行った。得られたスペクトルに対して多変量スペクトル分離法を適用することで増大した界面領域の信号を抽出した。さらに本手法を用いることで、界面領域の厚さを定量的に評価することが可能となった。