講演情報

[21p-D901-12]赤外分光と多変量曲線分解を組み合わせた高分子材料表面の水和水の構造解析

〇(DC)千頭 俊太1、前田 翔一1、Song Subin1、林 智広1,2 (1.東工大物質理工、2.東大物性研)

キーワード:

水和水,赤外分光,多変量解析

材料表面の厚さ数 nmの領域の水(界面水)は、濡れ性や抗タンパク質付着性など様々な材料特性に対して重要な役割を担っている。しかし、従来の方法では界面水の水和構造や厚さを選択的に解析することができなかった。本発表では、赤外分光と多変量曲線分解を組み合わせて、高分子材料の界面水の水和構造や厚さを解析し、材料特性との関係について議論することで、本手法の材料開発への応用例を報告する。