講演情報

[21p-D901-4]電極上でのペプチドとヘミンの自己組織化構造と電気化学的活性

〇杉山 茉莉絵1、Wei Luo1、早水 裕平1 (1.東京工業大学)

キーワード:

生体分子の⾃⼰組織化,ペプチド,二次元材料

バイオセンサーに使用される酵素電極は、酵素の寿命が短く高価なため、合成が容易で化学的に安定なペプチドを使用することで、安価で長寿命な酵素電極の開発が期待される。これまでにグラファイト電極上のペプチドと触媒補因子が酵素活性を示すことが分かっているが、配列が複雑なためそれぞれのアミノ酸の役割が分かっていない。そこで本研究ではより簡単な配列を持つペプチドを利用し、ペプチド内のアミノ酸の役割を調査した。