講演情報
[21p-P11-1]実時間で実時間デジタル位相共役鏡を用いた空気の擾乱の補償
〇(M1)中川 知弥1、田中 裕人3、川上 言美2、岡村 秀樹1 (1.国際基督教大学大学院理学科、2.北里大学一般教育部、3.応用地質株式会社)
キーワード:
位相共役,大気擾乱,太陽光発電
近年、大気圏内の光無線通信が注目されており、地上と衛星間の長距離自遊空間光無線通信に加え、飛行物体への無線給電、宇宙太陽光発電における地上への送電への応用も期待されている。しかし大気の擾乱による空気の屈折率の変化は光の波面をゆがませ集光位置の変動や光の拡散を引き起こす。我々は、高速度CCDと空間光変調器を用いた位相共役鏡を製作することによって、空気擾乱に対して波面のゆがみを補償する技術を開発した。