講演情報
[21p-P14-8]TiO2長寿命光励起キャリア観測のためのPump-Probe法の開発
〇土田 直樹1、橋本 直樹1、下迫 直樹2、坂間 弘1、江馬 一弘1、欅田 英之1 (1.上智大理工、2.静岡大)
キーワード:
Pump-Probe法,二酸化チタン
PumpパルスとProbeパルスの光源を別々に用い,その間にジッタがある場合のPump-Probe法を開発した。トルエンと二酸化チタンを用い、パルスごとに測定したPump-Probeの遅延時間とその時のProbe光信号強度の関係を遅延時間順に並べた過渡吸収減衰を基に考察を行った。その結果、さらなる改善や検討の余地はあるが、二酸化チタンの光励起キャリアに由来する吸収が観測されたと結論づけた。