講演情報
[21p-P16-11]誘導ラマン散乱による化学構造敏感な非線型動的光散乱法の原理実証
〇(PC)瀬戸 啓介1、小林 孝嘉2、徳永 英司1 (1.東理大、2.台湾陽明交通大)
キーワード:
誘導ラマン,動的光散乱,相関分光法
動的光散乱法(DLS)は屈折率揺らぎに基づき、分散系での拡散定数を評価する。この拡散定数からメソ構造や相互作用を分析する。しかし、DLSは化学的な分解能を欠く。本講演は我々が提案してきた、(ポンプ・プローブの用語での)2つのポンプ光を干渉させる方法で、誘導ラマン効果に基づく分子振動選択的な非線型動的光散乱法の原理実証を実験を発表する。本方法は、化学構造分解したメソ構造・相互作用分析を可能にする。