[21p-P23-1~12] 9.4 熱電変換

[21p-P23-10] Mg₃Sb₂ / MgAgSb熱電モジュールの開発

〇大島 博典¹、長瀬 和夫¹、木方 邦宏¹、國岡 春乃¹、坂上 良介¹、後藤 陽介¹、村田 正行¹、李 哲虎¹ (1.産総研)

キーワード：

熱電発電,モジュール,Teフリー

熱電変換は省エネルギー化社会のため、そしてIoTデバイスの自立電源としての利用のために有望な技術である。現在はBi2Te3系材料が使用されているが、Teは希少元素であり毒性もあるため、Teを用いない材料の開発が求められている。
近年、n型Mg3Sb2とp型MgAgSb化合物が高い熱電性能を示すことが発見され、我々のグループではY添加Mg3(Sb,Bi)2やα-MgAgSbについて報告した。本研究ではこれらの材料を用いて２対熱電モジュールを作製し、性能評価を行った。