講演情報

[21p-P23-5]ニッケルプルシャンブルー類似体の酸化還元電位の温度係数

〇(M1)石澤 朋哉1、柴田 恭幸1、長井 一郎1、大貫 等1、守友 浩2 (1.東京海洋大、2.筑波大)

キーワード:

三次電池,エネルギーハーベスト,プルシャンブルー類似体

エネルギーハーベスト技術として我々は環境熱により起電力を得る三次電池を研究している。三次電池は酸化還元電位の温度係数αの異なる材料で構成され、得られる起電力は正極負極材料のαにより決定される。そのため、大きなαの材料を探索する必要がある。
本研究ではニッケルプルシャンブルー類似体(Ni-PBA)における酸化還元電位の温度係数を様々な電解液を用いて評価した。その結果先行研究で報告されているNi-PBAが示す|α|より大きい|α|を得た。